カテゴリ:お芝居四方山( 25 )

ひらり、空中分解 「十年間」やっと観劇

稽古場での最終稽古をみて、舞台稽古をみて
そして・・・千秋楽に本番をみた。

考えてみたら、すべて、その場その場での
「最後の瞬間」をみられたワケだ。
その瞬間、瞬間を凝縮して、みるというのは、面白い経験だった。

「沢山の不安と、焦り、そして・・・怖れ」

どんなに、いい本でも
どんなに、いい演出家・スタッフ・役者が揃っても
初日が近づくにつれ
これは舞台を作るモノには欠かせない感情。

二回の「最後の瞬間」では
彼らは、それに、押しつぶされそうにも見えた。

けれど・・・
千秋楽にみた、5人は本当に輝いていた。
それぞれが、それぞれの場面で浮き立ち、生きていた。
そこにはもう「不安」も「焦り」も「怖れ」も・・・ない。

そして、何より
沢山の観客に愛されていた。
演出家や作家は呟く・・・
「なんで、この芝居が最初っから、出来ないんだろう」
「稽古中からこの芝居が出来たらもっともっとよくなるのに」

でも・・・どうかしら?それは、無理な事なのかも。
だって、この彼らの姿を最終的に作り上げたのは
この芝居を見に来た、すべてのお客様の力だから。

で、もちろん、そんな愛される「素材」を作ったのは演出と本とスタッフの力。
「素材」が悪いと、いくら、料理をされても「おいしく」はならないモノ。

に、しても、今回、5人で初めての公演らしい。
私は、数えてたらこれで6本見てる。
でも、こんなに、それぞれの良さが出た作品はない。

きっと・・・
作家の金津氏は、ずっとずっと、5人だけの本を書きたかったのだろうなと思う。彼のそれぞれの役者への愛情があふれ出し、そこに、ヒラリ5人がピタリとはまり、思う存分暴れ出した瞬間、私たちは彼らから目を離せなくなり、彼らと一緒に、笑い、泣く事が出来たんだろう。

この最後の瞬間。たまらなかったな。

しかし
初めての船出で、代表作を出してくるとは。すごい、すごい。
次回が大変(笑)私たちの期待はどんどんふくらむ。

5人で奏でる音をもっともっと聞きたい。
調整の取れてない音だけど(笑)

でも

「愛すべき不協和音」
それが「ひらり」

・・・だと、思う。

ヒラリの皆様。
すてきな「瞬間」につきあわせてくれてありがとう。
この出会いに感謝して
私も本番近し!
さて、ユルユルやるど~~~(→ユルユルかい!!)
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by hagoromo1011 | 2005-11-08 11:21 | お芝居四方山

お客様がやってきたら・・・

今日、稽古場に、美佐ちゃんが知り合いの役者さんを連れてきた。
5時から稽古だったんだけど、7時半ごろね。

そのとき、まさに、私の場の通しの、寸前。

一瞬にして「お、客がいる」と私の右脳が、私の身体に命令を下したらしく
さっきまで、ロレロレで、フニャフニャの芝居をしていたのに
急に、きちんとした間とテンポで芝居をし始めた、私の芝居魂。

お客様も笑ってくれたし、喜んでくれたし、めでたしめでたし!

と、演出の高澤さんが

「かおりちゃんって、客がいるのといないのとでこんなに違うんだ」
と、つぶやいた。

なんか、その目が寂しそうだった。

・・・違うのよっ、普段、ふざけてるんじゃないのよっ。

あのね、あのね

魂がね、私の芝居魂が、「お客さんを楽しませろ」って命令するの~~~。

わかってぇぇぇぇ。
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by hagoromo1011 | 2005-10-28 01:14 | お芝居四方山

「廃屋のビオトーク」稽古風景さっ。

なんかモコモコとした気分だったが~~。
なんかエンジン全開になってきた感じのカオリざんす。

やっぱりあれよね・・・私が私らしくなるときは無意識で変なことし出す時なんだわ。

たとえばさ
稽古場で、無意識に佐藤順平君のお菓子をガツガツ食い、食べ終わってから
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↑この、女子に囲まれて、モジモジしてるが順平君。

かおり「あっ、これ、誰の? たべちゃった? あ、ごちそうさま」
順平 ・・・絶句。
テッタ(主演の吉田テッタさん)「あんまりにも堂々とガツガツ食べるんで、かおりさんのかと思ってました・・・」
全員 爆笑。

とかってなるとか

稽古の小道具がみつからなくて
テッタさんのペットボトルのお茶を勝手に小道具にして
テッタさんはずっと、お茶が飲めなかったりとか・・・。

演出の高澤さんと話し合いをしていて・・・
高澤「だからさ・・・あそこは」
かおり「・・・全然、わかりません。っつか、出来ません!そんな気持ちにならない!」
高澤「困ったなぁ・・・」

と、突然、ひらめき
かおり「あっ。わかった!わかった!もう大丈夫!」

と、そそくさ、芝居を始めるかおり。
そして、ひとしきり演じてみて(→完全に一人集中)
かおり「ねっ、出来たでしょ!」
高澤「あ、ああ。」
かおり「ね、ね!!」
高澤「あ、あの・・・」
かおり「ね、ね、ね、ね」

美佐「あの・・・、高澤さん。かおりちゃん、褒めてほしいんだと思います」

全員 爆笑

美佐「かおりちゃんてさ、子供が大人の前でお遊戯の稽古してるみたいに、無邪気ね」
かおり「芝居なんて、大人のお遊戯やんかよ~~~」

全員 爆笑

・・・でもっ、そうとちゃう?

楽しむことが一番やん!

そんな大人のお遊戯!?みにきてね、11月16日から21日だよん。
詳しくは・・・↓
羽衣1011

しかもこんなきれいどころがみられるよ
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みんな若いっ。ごく二人をのぞいて・・・ほっほっほ。
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by hagoromo1011 | 2005-10-25 23:40 | お芝居四方山

お月様。

今日もお稽古。
初めて稽古場に全員集合したので
稽古場討ち入り!?をやりました。

でも、明日、朝から仕事がある
私と美佐ちゃんはお先に失礼。
(お酒も飲まずに!)

今日の稽古は
演出家殿との、根本的な本の解釈の違いが発覚。
話し合いは平行線のまま、タイム・オーバー。

私って、納得できないことがあると
芝居出来ないタチで・・・。

わかんなくても、うまく出来る人がうらやましいぃ。

うううむ。
もう一度、頭を真っ白にして台本を読んでみよう。

気分を変えるため、散歩がてら、外に出てみたら。
お月様が泣きそうだぁ・・・。

見上げていたら、ちょっとフラフラってしちゃった。
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by hagoromo1011 | 2005-10-22 01:03 | お芝居四方山

バーバー敷島 金魚とピンポン

って、お芝居を見に行ってきた!
面白かったからぜひっ!
・・・って言いたいとこだけど、今日が千秋楽(-_-)

ここんとこ、色々な芝居をみていたのだが
今日のってベストに近い!

こんなことなら、私の知り合い全員、引き連れてみたかった。

しかも、書いたのが、私と同業者の奥田啓人さん。
・・・すごい。
時間のとばせ方。
登場人物の描写の切り方。
それぞれのエピソードが簡潔なんだけど
それぞれの人にみんな「笑」「泣」のシーンがある。
家族という、屋根の下で老若男女。合わせて13人の話。

でも、何より、すばらしかったのは
役者が自由で、のびのびと、生き生きと演じていた事。
みんながこの本を愛し、楽しみ、戦ってる(←よい意味で)のがわかる
やっぱり、お芝居はこれが、なきゃ、駄目だ。
どんなにえらい演出家とやっても・・・
どんなに金使ってても・・・
役者が楽しめないと、舞台は死ぬと思う。

いや、ほんと、脱帽した。

やさしい時間の流れと、きつい話しをよくここまで
ミックスさせたと思う・・・。

ひゃ~~~。
色んな所に、才能って転がってるモノですね。
おそるべしっ!
わたしゃ、何回も泣きました。笑ったし。

で、今、自分もちょっと似たような空気感の芝居をやっているので
ちょっと、怖くなった。。。


皆さん今後チェックですよ。
↓ここ。

TOKYO BLOODY FOOL

もう七回目の公演というから
前のもみたかった。

今度は絶対みるぞ!

さっ、稽古・・・だ・・・。

追伸。
わたしゃね、この題名をみたとき「バーバー敷島」って人が作家だと思ったの。美佐ちゃんに話したら「さすが、かおりちゃん、って、ほめられた」
バーバー敷島って、ペンネームっぽいって思う私がへんなのかっ?
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by hagoromo1011 | 2005-10-11 01:12 | お芝居四方山

テレンス・ラティガンとカンチョー

六本木でやってるヤツの第一弾。
題名は忘れた
おもしろかったお話は。
でも、日本で洋物をやるときになりがちなこと
お芝居が「お話」に感じられるコト。
そこに生きた人間がなかなか見えないこと
箱の中でやってる・・・まぁ、動く絵本?
動く、小説?
どうもいつもひっかかる。
そりゃ、あちらの演劇を無理矢理日本人がやってるからしょうがないのか?
でも・・・なぁ。
大鷹さんはよかったぁ。すごく。今までの中で一番。

と、友達としゃべりながら歩いてたら
突然、六本木の交差点で、お尻に違和感が・・・
「かんちょー」された(爆)

おお!?と振り返ると
そこには某劇団のアホ夫婦 だ○くんとG○ちゃん!
G○ちゃんの指はまさしく「カンチョー」の指。
まさか、この年で六本木の交差点で「カンチョー」されるとは(爆笑)
やった方もやった方やけどなっ。
ま、同郷のよしみでゆるしたるわっ。

まったく
・・・嬉しい出来事でした。
うれしいんかい!?

でも、それで、気分が上向いたのは事実。
ありがとよ。

それ以降、友達と二人で
色んなお芝居の話がモリモリ出来たのは
君たちの「カンチョー」のおかげだよ。

敬具。
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by hagoromo1011 | 2005-09-19 10:27 | お芝居四方山

湘南のお芝居。

みてまいりました~~!

いやはや、郷田さんが出てくると
なんとなくすごく身内のような感じで盛り上がり・・・
席が離れていたにもかかわらず
劇場内で某二人(美佐とかおり)
の笑い声が響きまくってました。
だもんで、私は隣のななほちゃん(若ショーでおなじみの)に、「あれ、ありかな~」とか「あ、やっちゃったよ」とかお芝居中話しかけて、おもいっきり、うるさがられました(笑)
だって~~。郷田さんの芝居、つっこみどこ満載なんですもの。

そのお芝居の間に流れるのが
私のアンニュイなナレーション(笑)
しかし、郷田さんのお芝居がプロローグとはなんとも贅沢だっ。


郷田さんはさておき(置くなよ)

本編が始まると、とても心温まり・・・

是非是非!(詳しくはトップページへ)

惜しむらくは本当に冬で、クリスマスシーズンだったらなぁと
おもっちゃいました。

終わってみんなで飲んでて
「やっぱり、演劇はゴウウさせなきゃね」と私が言ったら

一瞬、静寂があって
郷田さんや美佐ちゃんや湘南アクトの方たちに
「号泣だろ、雨ふらせてどうすんだよ」・・・と
つっこまれたちゃった。

なんだよ、みんな、一瞬、わかんなかったくせに。
え?わかってた

いいんだよっ。
似たようなもんさ。
ね?
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by hagoromo1011 | 2005-09-10 00:44 | お芝居四方山

ナレーションしたよっ。

Shonan ACT Stage
第8回公演
『天使のいる珈琲店』

・・・そして、そのナレーションと絡むのが?
(って、別に絡むってそう、Hな意味ではないです)
郷田ほづみさんだぜ。

ほづみさんのお芝居は初めてみます。
楽しみ・・・
ちょこっとらしいけど(笑)

秋之 桜子さんの師匠 金津さんの本も今回はすごいみたい。
なんといっても、18人が?同時に舞台の上に出て
しゃべくるとか?
おおお?
どんなだろう。

でも、仕事が急にたてこんできて
はたしていけるんだろうか・・・

行った人是非是非感想をねっ!
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by hagoromo1011 | 2005-09-07 00:09 | お芝居四方山

迷惑かけまくるぞ

若ショーのラストの台詞に・・・

「人間、生きてるうちに、迷惑かけまくたっていい!」
みたいなのがある。

何回も稽古みていたのに、今日、突然、その言葉が胸に響いた。
こういうのってあるんだね。

そうだよな〜〜と。

私は、感情的すぎて、時々、止まらなくのね。
そういう、感情の流出が。

どば〜〜〜〜〜〜って。
で、そのうずに巻き込まれる。

で、その時、いろんな人に迷惑をかける。
そして、時々、その迷惑をかけた人に去られる。
今、残っているは、やさしい人達。
でも、いつか、そういう人達に「迷惑かけられる」人になろう!

かけつ、かかされつ?

人生!生きていこうぜっ。

この、わけのわからない文章にイライラする人は
こちらへ↓ あと三回。
若ショー
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by hagoromo1011 | 2005-08-26 23:44 | お芝居四方山

二つの大事なお芝居・・続き。

どっちもみてきた。
感想!

若山慎演劇ショー
こっちはね、ストレートに、ハートにくる。
天使がね、まっすぐ、矢をさしてくれる感じ。
そして、さされたら、その傷口から、あま〜い感情が広がるんだよね。
で、やられます。
実は、私、稽古とか、みてるんだけどね。
毎回、笑って、泣いちゃう。
矢、さされまくり。
五話しか話しはないはずなのに、それ以上ささってる気がする。

若山君は、誰もが持っている「自分自身」
そして、その「自分」が通っていく道。
そんな「自分」をみてると、いろんなことが思い出せるはず。

若山君の屈折した(笑)純粋さを、みてほしいし。
チームワークも抜群。
どこに一番、矢がささったか、いろんな人に聞いてみたい。

「赤い月」はね、
心の奥の方に、どぉぉぉぉぉん、って
重い石が胸の奥の方に入ってくる感じ。
なんといっても、戦争。
なんといっても、本物の悪意がそこには沢山、存在するからね。
沢山の時間を、玉手箱、あけるみたいに、うまく、
魔法のようにみせていく手法はさすが
天才演出家鵜山仁。
そして、やはり、文学座の役者の底力みたりです。
主要メンバー以外は、みんな、めまぐるしく役が変わるんだけど
みんなそこに生きている感じ。
さすが。。。
んで、うちの相方さんも・・・
身内贔屓ですが、でっかい味!?出してます。

。。。二つとも、とてもイイでき。

ちょっと、いえいえ、めちゃめちゃだいぶん
くやしくなっちゃった。
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by hagoromo1011 | 2005-08-25 03:30 | お芝居四方山